神戸能楽の集い「安宅」平成30年3月10日終了しました
チケット申込み
・チケットぴあ Pコード483739 (0570-02-0000)
・神戸能楽の集い実行委員会 (070-5345-9599)
・FAX (0795-71-5204)
・湊川神社 神能殿 (078-371-1358)
チケット申込み
・チケットぴあ Pコード483739 (0570-02-0000)
・神戸能楽の集い実行委員会 (070-5345-9599)
・FAX (0795-71-5204)
・湊川神社 神能殿 (078-371-1358)
舞囃子「清経」辰巳孝弥
狂言「文蔵」善竹忠亮
能「海士」今村嘉太郎
11時~若手能事前講座(指定席ご購入の方対象)
一般前売2,800円(+500円で指定席)
当日3,000円
学生1,500円
お問い合わせ(座席指定は大槻能楽堂のみ):
大槻能楽堂 06-6761-8055
国立能楽堂 03-3423-1331
狂言「呼声 よびこえ」 シテ 善竹隆司
能 「敦盛 あつもり」 シテ 上野雄三
2月18日(日)14時開演 16時半終演予定
会場 大槻能楽堂(大阪市中央区上町A番7号 06-6761-8055)
<対象> 高校生および高校教諭
<定員> 400名先着順
<申し込み方法>
・氏名 ・学校名 ・連絡先(メール)
・生徒or教諭かを明記の上、申し込み先までメールにてお申し込み下さい。
この公演は下記のメール先へお申し込み下さい
<申し込み・お問い合わせ先>
koukousei.nougaku@gmail.com(守家由訓)
学校単位でのお申し込みは
・学校名 ・参加人数 ・ご担当教諭名と連絡先(メール)を明記下さい。
<申し込み受付期間>
平成30年1月29日(月)~2月12日(月・祝)
<申し込み・お問い合わせ先>
koukousei.nougaku@gmail.com(守家由訓)
平家の勇将・悪七兵衛景清は、源氏側に捕らえられ、わびしい庵の中に、盲目となり門を閉ざして一人住む乞食同然の身となっていた。そこへ鎌倉から娘・人丸が従者を伴い父を探しにやってきて、
藁屋に住む乞食に 父・景清の消息を尋ねる。景清は、自分の娘の人丸である事に気づきながら、哀れな我が身を恥じ、わが子の行く末を案じて名乗らず他を探すようにと言った。人丸と従者は近くに住む里人から、先ほどの庵に住む盲人こそが景清である、と教えられる。里人のとりなしで親子の対面を果たす。娘の頼みにより、屋島の合戦で三保谷(みほのや)と兜(かぶと)の錣(しころ=かぶとの縁に付いている部分)を引き合った武勇伝を語りはじめた。語り終えた景清は、衰え果てた我が身の弔いを託し、娘を故郷へと帰すのであった。
東国出身の僧が、六条河原院を訪れると、汐汲みの老人が現れる。海辺でもないのにと尋ねると老人は、今は荒れ果てているが昔は左大臣源融(みなもとのとおる)が毎日難波から潮を汲ませて、ここで塩を焼かせて風流を楽しんだと語る。しかし融が亡くなるとこの浦は荒れ果ててしまったと嘆く。やがて、僧に請われて近隣の名所を教えていた老人は、汐を汲もうと言うと、そのまま汐曇りの中に姿を消してしまうのだった。六条辺りに住む者にそれは源融の霊だろうと教えられ、旅僧が弔いをすると貴人姿の融大臣が現れ、名月の下で舞をまい、月が西に傾くとその光陰に引かれるように月の世界に帰ってゆくのであった。
上野雄介が 能「猩々乱」のシテを勤めます。
お時間がございましたら、是非ご来場下さい。
「敦盛(あつもり)」クセ 西野翠舟
地謡:上野朝義,上野雄三
「難波(なにわ)」 前田飛南子
「西行桜(さいぎょうざくら)」クセ 川中治作
「小鍛冶(こかじ)」キリ 上野朝彦
地謡:上野朝義,久保田稔,上野雄三,伊原昇
シテ:赤井きよ子
ツレ:渡邊瑞子
ワキ:喜多雅人
ワキツレ:是川正彦
後見:野村四郎,野村昌司
笛 :赤井啓三
小鼓:成田達志
大鼓:辻芳昭
地謡:上野朝義,久保田稔,上野雄三,前田飛南子,田口亮二,伊原昇
シテ:茂山宗彦
アド:茂山七五三,丸山やすし
後見:山下守之
「小袖曽我(こそでそが)」上野朝義,上野雄三
地謡:小寺一郎,久保田稔,野村昌司,上野朝彦
シテ:上野雄介
ワキ:森本幸冶
後見:野村四郎,小寺一郎
笛 :赤井要佑
小鼓:清水晧祐
大鼓:上野義雄
太鼓:三島元太郎
地謡:上野雄三,上野朝義,野村昌司,川中治作,田口亮二,上野朝彦
あらすじ
熊野
宗盛は都に留めている熊野が来たら知らせるように従者に命じます。一方、熊野のもとに故郷から侍女の朝顔が手紙を届けます。手紙は、老母の病が重いため熊野の帰国を願うものでした。熊野は、宗盛のもとを訪ね手紙を読み上げて暇を乞いますが、宗盛は許さず花見の供を命じ、熊野を牛車に乗せて、清水寺へと向かいます。熊野は沿道の春景色を眺めるにつけても老母のことを案じ、清水寺に着くと仏前に参って老母の為に祈ります。やがて花見の酒宴が始まり、熊野は舞を舞いますが途中で村雨が降り出し、花が散るのを見て熊野は老母を思う歌をしたためます。それを詠じた宗盛は感じ入って暇を与え熊野は喜び故郷へと旅立ちます。
猩々乱
昔中国に住む孝行者の高風(こうふう)という男がいました。高風が川のほとりに酒壷を供えて、夜すがら待っていると、海中に住む妖精・猩々が姿を現します。酒に酔った猩々は、酒盛りをしながら、波に戯れるように舞を舞います。そして高風にいくら飲んでもなくならない酒壺を与え、再び海中に帰っていきます。通常この曲の名前は「猩々」で、舞が「乱」と呼ばれる緩急のリズム変化が大きな特殊なものに変更される時、曲名も「猩々乱」もしくは「乱」とよばれています。