第39回 正陽会 R6年11月16日(土)午後1時開演
第39回 正陽会 R6年11月16日(土)午後1時開演 大槻能楽堂能 「百萬 法楽之舞」 シテ上野朝義 狂言 「眞奪」 善竹隆平仕舞 「笠之段」 大槻文藏能 「江口」 シテ上野雄三 ツレ上野朝彦 上野雄介どうぞご来場お待ち申し上げます。入場料前売り 一般6,000円 学生3,000円当日券 一般7,000円 学生3,500円 チケットのお申し込み・お問い合わせ・ホームページの「チケット申し込み」・上野雄三 ☏06-6357-1643 メールueno@y.nifty.jp (あらすじ)百萬里人(ワキ)が奈良の西大寺あたりで拾った子ども(子方)を連れて、嵯峨清涼寺の大念仏にやって来た。里人は門前の男(アイ)に声をかけ、何か面白い物は無いかと尋ねる。門前ノ者が念仏を唱えると、百萬(シテ)と呼ばれる狂女が現れ、笹を持ち自ら念仏の音頭を取る。そしてわが子と生き別れになった悲しみから心乱れ、わが子との再会を祈って念仏を唱えているのだと明かす。子どもは百萬が自分の母親だと気づき、里人に百萬の身の上を尋ねさせる。百萬は人前で恥をさらすようなまねをするのも子どもと逢う為だと言って、群集の中に我が子の姿を捜し求める。狂気する百萬を不憫に思った里人は子を百萬に逢わせて、母子は喜びの対面となり、仏力に感謝し奈良の都へと帰って行く。小書「法楽之舞」は舞を奉納する意が強まった演出となり、通常とは異なった変化が細部に加わる。 江口旅の僧(ワキ)が津の国(大阪)天王寺に向かう途中、江口の里に立ち寄り江口の君の旧跡を訪ねる。昔、西行法師が江口の遊女に一夜の宿を乞い、断られたことを思い出し西行の歌を口ずさむと一人の里女(…
2024年7月31日/作成者: u-yuzo