上野松颯会定期能楽会 第2回平成29年5月13日(土)終了しました ありがとうございました
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上野雄三が 能「昭君」のシテを勤めます。
お時間がございましたら、是非ご来場下さい。
上野松颯会定期能楽会 第2回
平成29年5月13日(土)午後1時始
会場 大槻能楽堂
仕 舞 巻 絹 キリ 伊原 昇
杜 若 キリ 川中 治作
地 謡 久保田 稔 上野 雄三
上野 朝彦 上野 雄介
能 半蔀 シテ 前田飛南子
ワキ 喜多 雅人
間 増田 浩紀
後見 野村 昌司 上野 朝彦
笛 野口 亮
小鼓 荒木 賀光
大鼓 大村 滋二
地謡 野村 四郎 上野 朝義 小寺 一郎
川中 治作 伊原 昇 上野 雄介
狂 言 千鳥 シテ 茂山 茂
アド 茂山あきら 丸石やすし
後見 増田 浩紀
仕 舞 野 宮 小寺 一郎
地謡 野村 四郎 上野 朝義
久保田 稔 川中 治作
能 昭君 シテ 上野 雄三
ツレ 赤井きよ子
子方 長山 芽生
ワキ 廣谷 和夫
間 茂山千五郎
後見 野村 四郎 前田飛南子
笛 斉藤 敦
小鼓 上田 敦史
大鼓 上野 義雄
太鼓 中田 弘美
地謡 上野 朝義 久保田 稔 野村 昌司
伊原 昇 上野 朝彦 上野 雄介
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半蔀
雲林院の僧が花を供養していると、一人の女が現れ、白い花を供え、僧が花の名を尋ねると夕顔の花と答え、女の名を尋ねると生前に五条辺りに住んでいた亡者と答えて花の陰に消え失せる。僧は源氏と夕顔の恋物語を聞き弔いに行く。僧が五条辺りに行くと、草の生い茂った家があり中から女の声が聞こえてくる。僧が姿を見せるよう言うと、半蔀が開かれて、夕顔が現れる。そして、源氏との馴れ初めを思い起こし、舞を舞い、半蔀の中へと消えて行き、僧は夢から目を覚ます。
昭君
昔、中国の漢の皇帝は、胡国と和平のために、三千人の侍女の中から王昭君を選び、胡国の王・呼韓邪単于(こかんやぜんう)に贈った。昭君の両親、白桃と王母の老夫婦はこの事を大変嘆き悲しんでいた。里人が慰めに行くと、形見の花を鏡に映すと,その人の姿が現れたというので昭君の柳を映せば、娘の姿が見えるかもしれぬと白桃は鏡に向かって泣き崩れる。願いが通じ、昭君の姿が鏡に映し出されるがそこには王・呼韓耶単于の恐ろしい姿も現れる。しかし、単于(ぜんう)は、鏡に映った鬼神のような恐ろしい自分の姿を恥じて消え失せ、昭君の美しい面影だけが残るのであった。