「猩々」天神祭の御神酒講(おみきこう)
天神祭で御神酒講(おみきこう)の「猩々」の山車があります。
能の「猩々」と同じ姿です
10月14日(土)には 上野松颯会定期能で雄介が「猩々乱」を舞います。
赤い顔の猩々が、水上を戯れ遊んでいる様子を表す特殊な足運びが印象的です。
私は「小袖曽我」の仕舞を舞います。
どうぞご来場の程、よろしくお願い致します。
天神祭の御神酒講(おみきこう)
江戸時代の元文2年(1737)に結成された、天満郷の酒造業者の講「酒屋講」を起源としている。
幕末・維新後には一時途絶えたが、明治39年に再結成。
現在は、所在地にかかわらず、洋酒・ビール・酒造メーカーのほか、食品メーカー・卸売業者・酒販店などによって講が維持されている。
天神祭の渡御への御奉仕が講の活動の中心で、その際に講のシンボルとなるのが「猩々(しょうじょう)」である。
猩々は酒に浮かれて孝子高風を祝福して舞ったと伝えられる中国の霊獣。
赤熊(しゃぐま)、波模様の袴、菊模様の裲襠(うちかけ)を着し、右手に扇をもち、左手をかざした木像を飾った猩々山車(しょうじょうだし)を曳いて渡御列に参加する。
(天神祭総合情報サイトより)